バンコクのオームノン運河でSUPしました!
バンコク・チャオプラヤ川の古のルートであるオームノン運河でSUPしました。
海外の誰も入ったことのない水辺だったので色々とリスクが高かったのですが、情報と装備を揃えつつ、状況に応じていつでも撤退するつもりでやってきました。実際、ワンウェイのつもりでしたが、下流の水質悪化と舟の往来が増えたので、スタート地点に戻るルートに途中で変えました。
結果でいうと、かなり良かったです。丁寧にツアー化したら3万円くらいとれそうなレベル。ここは1636年の河川形状の変更により運河化した場所。きっと昔ながらの生活が見れるだろうと思い、このオームノン運河を選びました(あと、公共交通で行けることと、水質のひどい市街地を避けるため)。
ムービーが5分以上あり数寄者のための内容となっておりますが、以下、解説というか気づいたことを列記しておくのでご参考まで。
- チャオプラヤ川本流は意外と流れが穏やか。たぶんSUPできる。
- 水上マーケット併設のお寺からアプローチ。公共桟橋も兼ねている?
- 郊外だからなのか昔の川沿いだからなのか、立派な家が多い。空き家率は5%くらい?
- 舟でしか行けない祠がある。その奥の支流にはアジアでよくみる固定式の魚を捕まえるネットが。ここの魚食べられるのか??
- どの家にも個人桟橋がついていて、東屋みたいなところにベンチがある。気持ち良さそう。
- 舟で鶏肉を売り歩くおばさんが何人もいる。そして桟橋で家の人と話し込んでいる。桟橋は勝手口みたいなものなのかな?三河屋さんのサブちゃん的な。ポストがあったり下着が干してあったりする。
- 公共桟橋の東屋にはおじさんが集まっておしゃべりしたり釣りしたりゲームしている。茶屋が隣にあるせいかも。
- 大型船の修理工場を発見。昔からあるのでしょう。
- 水上の木の上からボウガンで魚取りしているおじさんがいた。それ楽しいのか。
- 公共施設っぽいところの桟橋から上がって休憩。落ちれない緊張から解放されてありがたい。 ○子ども3人がなんと泳いでいた。もっと汚い運河では、芸能人が多量の水を飲んでしまい感染症で死んだとか。場所によるのかな。水辺の子どもの逞しさのせいなのかな。
- 東屋の日陰をエアープランツでつくるオシャレな家。緑と花で桟橋を飾るのが好きみたい。
- 水辺にはお寺が多い。水にアクセスするにはちょうどいい。
- 水上で物売りのおばちゃんにアイスクリーム勧められた。財布がすぐ出せなくて断ってしまった。惜しいことをした。
- 運河にはほとんど橋がかかっていない。基本的に舟移動なのかな。渡し船みたいなのもたくさんいた。
- 下流の商業エリアに来ると臭いがすごい。大きい船が増えてくるのもありここで断念。
- 基本的に水面と道路の高さが近いので橋が盛り上がって架かっている。高さ2メートルくらいの船なら通れそう。
- 手漕ぎの舟もいた。たぶん趣味の釣りだろう。親近感がわいた。いいよね水辺。
- 半分くらいの舟は引き波を気にかけてくれた。本当に親切な国だ。
- どこの国にもヤンチャなやつはいるようで、水しぶきと音が凄まじい舟を乗り回している若者がいた。その水しぶき本当にやめてくれ。
- 半分くらいの家が犬を飼っていて吠えまくっていた。たぶん桟橋に不審者が上がってこないようにするためだろう。
- 訪問販売のように売り歩くおばちゃん舟。動力は芝刈り機を改造してスクリューをつけたやつ。こちらも水しぶきがあがる。
- 魚に餌をやる子どもたち。その魚が私にタックルしてくる。やめてくれ。
- 夕立が来たので素早く撤退。泊まっているコンドミニアムの屋外空地でSUPを洗浄。こんなに屋外空地に感謝したのは初めて。ありがとう。
ということで、それなりに準備すれば誰でもできなくはないです。もし機会があればみなさんもぜひ。感染症には気をつけて。
ちなみに被っている変な帽子は、空港でもらったオリーブオイルの会社のもの。メッシュだし目立つしSUPにちょうどいい!
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